画像1: 「大学に入り娘の生活が大荒れ……心配のあまり心を病んでしまいそうです。」にお答え!

「子育ては完璧じゃなくていい。毎日ご飯を作る余裕なんてないから、お惣菜や出前の日もある。でも、それでいいと思うんです。子どもたちが思っているほど親は立派じゃないということを見せることも大事。私はいつも “そのままの私” で体当たりしてきました」と語る小川菜摘さん。

2人の息子さんもそれぞれ成人し、ようやく子育て一段落。改めて、駆け抜けた日々を振り返り子育てのお悩みに答えます。

 

【読者からのお悩み】
大学に入り娘の生活が大荒れ……心配のあまり心を病んでしまいそうです。

20歳になったばかりの娘と2人暮らし、母子家庭です。最近、娘の行動に頭を悩ませています。

娘は大学2年生。大学でダンスサークルに入り、そこで知り合った彼氏ができてから娘の生活が一変しました。

サークル活動に熱中するあまり家にほとんど帰らなくなり、今はほぼ彼氏の家に泊まっています。帰宅するとしても終電。朝は、ギリギリまで起きないので家のことは一切しない、勉強もする時間はない。生活態度についてどんなに注意をしても「わかった、これからは考えてきちんとする」と返事をするだけで、守ったためしはありません。

部屋を片付ける、資格を取る、家事をする……などと約束をしても一切守らない、家にも帰らず、の繰り返し。アルバイトもせず、私が30万円払った車の教習所は数回通って期限切れになりました。一年生の時は単位もたくさん落としました。学校で面談をしてもらいましたが、4年で卒業するのは難しいそうです。

大学に入って生活が荒れてしまった娘。勉強はそれなりにできる子ですが、流されてしまう性格はどうにかならないのでしょうか?娘のことが心配で私自身の心が病んでしまいそうになることがあります。

※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。

 

【小川さんからのアドバイス】
子どものためにも一旦距離を置いて
何も言わずただ見守ってみるのも。

画像2: 「大学に入り娘の生活が大荒れ……心配のあまり心を病んでしまいそうです。」にお答え!

娘さんは「お母さんのことは好き」ということなので、お母さんに注意されて「どうにかしなくちゃいけない」ということは、頭では理解しているのだと思います。でも20歳。将来を模索したり、彼氏との間でもいろいろあったりする時期なんじゃないかな。

お母さんのなかに理想があって「こうしてほしい、ああなってほしい」という思いが強いと、そのレールからはずれたときに「ダメな子」と見てしまいがち。でもそうじゃない。本人にも別に夢や理想があって、もがいているんですよね。

 ダメなことばかり指摘してしまうと、子どもは殻に閉じこもってしまう。「免許が取れないのも、4年で卒業できないのも、あなたの努力不足。将来困ることになっても、お母さんは手助けできないよ」とだけ伝えて、あとはもうなにも言わずただ見守ってみたらどうでしょうか。

これまでずっと小言を言ってきたお母さんが急になにも言わなくなったら不安になるだろうし、そこから娘さんの気持ちが変わるかもしれない。変わってきたらその成長を認めてあげてほしい。変わらなかった結果、悩み苦しむことになっても、もう大人なのだから本人が解決すべき。見放すのではなく「なにも言わないのも子どもの将来のため」という気持ちで距離を置く。難しいことだけど、まず親が変わる時期なのかもしれません。

 

最近の小川さん

画像: 最近の小川さん

リーディング「ファム・ファタール! 運命の女 小川菜摘×青木さやか」

9/20(金)@名古屋公演
9/21(土)@大阪公演

是非お越しください!

 

PROFILE

画像: PROFILE

26歳で結婚、28歳で第1子、31歳で第2子を出産。

小川菜摘 Natsumi Ogawa
東京都出身。1978年『ゆうひが丘の総理大臣』でデビュー後、文学座演劇研究所入団。数々のテレビドラマや映画に出演。

Photo:Reiko Tohyama Text:Yukiko Anraku Composition:Shiho Kodama

 

ご感想や応援メッセージ

掲載作品に対するご感想や応援メッセージが、こちらの送信フォームよりお送りいただけます。

なお感想以外のご質問、ご意見、ご要望、苦情などは、このフォームからお送りいただいても返信、対応ができかねますので、あらかじめご了承ください。

メッセージ送信にあたり、当社の個人情報保護方針をご確認ください。
講談社プライバシーポリシー

 

This article is a sponsored article by
''.