画像1: 「完璧な家事を求める夫。ストレスでまいっています。」にお答え!

「子育ては完璧じゃなくていい。毎日ご飯を作る余裕なんてないから、お惣菜や出前の日もある。でも、それでいいと思うんです。子どもたちが思っているほど親は立派じゃないということを見せることも大事。私はいつも “そのままの私” で体当たりしてきました」と語る小川菜摘さん。

2人の息子さんもそれぞれ成人し、ようやく子育て一段落。改めて、駆け抜けた日々を振り返り子育てのお悩みに答えます。

 

【読者からのお悩み】
完璧な家事を求める夫。
ストレスでまいっています。

うちは共働きなんですが、夫が育児、家事をほとんど手伝わず、あれこれ文句ばかり言います。私は、もともとフルタイムで働いていましたが、今は朝8時半〜13時までパートをしています(とはいいつつ時間外の仕事も多いです)。彼いわく、「俺が帰宅する18時半ごろまでに家事を終わらせるのは無理なのか?」と……。

彼が帰宅するまでに、洗濯物を済ませ、ご飯の準備をし……。掃除機もかけ終わった状態にしておかないといけないようです。さらにはお風呂の湯も溜めててねと……。

しかも夫は、ご飯を作っても美味しいかどうか聞かないと感想も言いません。彼にとって私は一体何なのか? 4歳になる息子のベビーシッター兼家政婦なのかと思ってしまうことも。

現在、息子は幼稚園に通っていますが、預かり保育を利用するなりして、家事を優先してほしいと……。さらには日曜日は彼が掃除をしたいので、子どもと月2回ぐらいは出かけてほしいと……。こうしたやりとりにストレスが溜まります。もういっそのこと、私は家政婦だと思って生活したら気分が楽になるんでしょうか? ゆくゆくは2人目も欲しいのですが今のままだと心身ともにおかしくなりそうです。

 

【小川さんからのアドバイス】
動画やタイムスケジュール表などで日々の家事内容を可視化して話しあって。

画像2: 「完璧な家事を求める夫。ストレスでまいっています。」にお答え!

子どもが小さいうちは、やるべきことが多すぎて本当に疲れますよね。片付けても片付けてもおもちゃが散らかっていく、あの徒労感を思い出しました。

「家事を優先してほしい」「日曜日は彼が掃除をする」という文章から推察するに、旦那さんはとてもきれい好きで、相談者さんには仕事をやめて主婦になってほしい、あるいは働いたとしても家事を優先できる程度に留めてほしいと思っているのかもしれませんね。

小さい子どもを抱えて仕事もあれば、家事を完璧にするなんて到底無理です。いや、専業主婦であっても無理でしょう。そこで完璧をめざしたら心身とも壊れてしまいます。その点を旦那さんはまったく理解していないように思います。

まずは、夫婦で冷静に話し合い、自分の希望、抱えている問題をそれぞれ明らかにする必要があるのかもしれません。そのとき、くれぐれも注意してほしいのは、感情的になって不満をぶつけないように。相談者さんは「仕事をしたい」という希望を伝え、朝◯時に起きて、出勤して、帰ってきて子どもの迎えに行って家事はこれをして……と自分がいまやっている家事・育児の内容とタイムスケジュールを細かく書けば伝わりやすいでしょう。エクセルで表にしてもいいかもしれません。

小さな子どもがいるので、イレギュラーなこともたくさん起きますよね。駄々をこねたり泣き出したり体調が悪くなったり……。タイムスケジュール通りには絶対に行かないことも知ってもらうべき。その時間のロスだけでなく、ストレス、疲労が大きいことも。子どもが騒いでてんてこ舞いの様子を動画に撮っておくとわかりやすいかもしれません。

旦那さんに今の状態を知ってもらった上で、たとえば10ある家事のうち、2できたらよしとするなど妥協点を見つけたり、また経済的に余裕があるならたまに家事の一部を外注してみたり。互いができる範囲で生活を回していく方法を、夫婦で協力して探っていけたらいいなと思います。

 

最近の小川さん

お稽古浴衣、豹柄に肉の帯(笑)

 

PROFILE

26歳で結婚、28歳で第1子、31歳で第2子を出産。

小川菜摘 Natsumi Ogawa
東京都出身。1978年『ゆうひが丘の総理大臣』でデビュー後、文学座演劇研究所入団。数々のテレビドラマや映画に出演。

Photo:Reiko Tohyama Text:Yukiko Anraku Composition:Shiho Kodama

 

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