画像1: 「担任教師からいじめの標的になっている息子。親は何ができる?」にお答え!

「子育ては完璧じゃなくていい。毎日ご飯を作る余裕なんてないから、お惣菜や出前の日もある。でも、それでいいと思うんです。子どもたちが思っているほど親は立派じゃないということを見せることも大事。私はいつも “そのままの私” で体当たりしてきました」と語る小川菜摘さん。

2人の息子さんもそれぞれ成人し、ようやく子育て一段落。改めて、駆け抜けた日々を振り返り子育てのお悩みに答えます。

 

【読者からのお悩み】
担任教師からいじめの標的になっている息子。親は何ができる?

息子が通う中学校の担任が息子を目の敵にしていて、息子に対してだけ高圧的な態度をとるそうです。ついには学校に行きたくない、と言うようになりました。なにか特別な理由があるわけでなく、「返事の仕方が生意気だ」「目つきが悪い」など、ただのいじめの標的のような感じになっています。

学校にかけあったのですが、部活の顧問としても実績があり、校長先生その他からとても尊敬されているせいか、とりあってもらえません。転校させるしかないのでしょうか?

 

【小川さんからのアドバイス】
心を病むほど無理はさせないで。ときには逃げたっていいんです。

画像2: 「担任教師からいじめの標的になっている息子。親は何ができる?」にお答え!

先生がいじめのような態度を取るなんて……心配ですよね。先生や学校側がどうお考えなのかがわからず、回答が難しいお悩みなのですが、学校にかけあってもどうしても改善されないのであれば、私が相談者さんの立場だったら転校させると思います。

 今通っているのが私立中学か公立中学かわかりませんが、いずれにしても「どうしてもこの学校でないといけない」という理由はないと思います。いじめによる自殺がたびたび報道されています。最悪の場合……想像したくもないことですが、心を病んでしまう環境に居続けることは息子さんにとってダメージが大きいかと思います。学校ってそこまで無理やりがんばって行く場所ではないと思うんです。ほんとうに辛かったら、我慢しなくていい、逃げたっていい。公立中学であっても、自治体に相談すれば隣の中学に越境通学できる場合もあるようです。

越境できなければ引っ越さなくてはならないため、お金がかかるという問題も生じますが、でも、何よりもまず息子さんを守ってあげてほしいと思います。

 ただ、その前に、やはり息子さん以外の人からも話を聞く必要がありますね。たとえば同じクラスのお子さん数人から様子を聞くことはできるでしょうか? 決して、息子さんのことを疑っているわけではありませんが、事実確認をするためにも、お子さんの言い分だけを聞くのではなく事実を俯瞰してみることも必要かもしれません。

私も過去に、事実とはまったく違うのに「うちの子だけ仲間はずれにされている」とクレームを入れた親御さんを間近で見たことがあり。複数の意見を聞いて事実関係を明らかにすることは、先生の責任を問う上でも必要なことだと思うんです。

 私が相談者さんの立場であれば、まずは複数の生徒から話を聞く、その結果をもって改めて学校に訴える、それでも学校側が改善しようとしなければ転校させる、という順序で動くと思います。

 

最近の小川さん

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PROFILE

26歳で結婚、28歳で第1子、31歳で第2子を出産。

小川菜摘 Natsumi Ogawa
東京都出身。1978年『ゆうひが丘の総理大臣』でデビュー後、文学座演劇研究所入団。数々のテレビドラマや映画に出演。

 

Photo:Reiko Tohyama Text:Yukiko Anraku Composition:Shiho Kodama

 

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2人の男の子を育て、家事に、仕事にと奮闘した経験を持つ大先輩である小川菜摘さんに「親にも話せない悩みをこっそり相談したい」「自分では解決できない悶々とした感情を諌めることができない」などなど、心に引っかかっていることについて小川さんと一緒に考えてみませんか?

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