画像: #28 にじいろかぞく、のはじまり

誰か私の疑問に答えて!

あけまして、おめでとうございます! 本年も、どうぞよろしくお付き合いください。

昨年末は、この連載でまさかの麻ちゃんの逆襲に遭い、「な、なるほど、これがネタにされる気持ち……!」と思い知った次第です。いつも身の回りの人をネタにして、本当にすいません。これからもガンガン、ネタにしていきますので(懲りてない)、どうぞよろしくお願いいたします。

クリスマスに大晦日、お正月と、LGBTの人にとって両親や親族との折り合いが難しい行事が重なるこの時期。皆様生き延びていらっしゃいますでしょうか。我が家はといえば、仕事に追われて売れ残りのクリスマスケーキを買うのが精一杯の私と、お正月なのに忙しくて亡霊のようにフラフラ漂う麻ちゃんという、家族行事もへったくれもない、例年通りのバラバラの年末年始。年中、家族、家族と言いながら暮らしているような私ですが、この時期は「なんでもかんでも家族をやる必要なんて無いよなぁ」と思ったりします。

さて今回は “家族” といっても、私が関わっているLGBTファミリーの会「にじいろかぞく」を立ち上げるに至るまでのお話です。時期としては、麻ちゃんが一緒に暮らそうと提案してくれて、私たちが同居を始めた頃のお話です。

30歳を過ぎて、人生で初めて女性とお付き合いを始めた私は、セクシャリティについても、ジェンダーについても何の知識も持っていませんでした。同性のパートナーと子育てをすることになって、次々と湧き上がる疑問に、日々右往左往していました。

「麻ちゃんの連れ子の娘がぜんぜん懐いてくれない。どうしたらいいの?」
「これまでの3人暮らしをしていた時の家のルールと、麻ちゃんの家のルールが結構違うんだけど、どうしよう?」
「世の中から、私たち“家族”と認められてないんだけど?」
「カミングアウトとか、しなくちゃいけないの?」
「保育園の先生たちに、なんて説明したらいいの?」
「だいたい、娘は私を何だと思っているんだろう?」
「娘から、私は何と呼ばれたらいいの?」
「娘には麻ちゃんというお母さんがいて、私はお父さんじゃあない。そもそも世の中には、お父さんとお母さんの家庭ばっかりで、それ以外見たことがない!」

といった具合です。

 

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