画像1: 「16歳娘にコンドームを渡すのは早すぎる?」にお答え![第10回小川菜摘の子育て相談]

「子育ては完璧じゃなくていい。毎日ご飯を作る余裕なんてないから、お惣菜や出前の日もある。でも、それでいいと思うんです。子どもたちが思っているほど親は立派じゃないということを見せることも大事。私はいつも “そのままの私” で体当たりしてきました」と語る小川菜摘さん。

2人の息子さんもそれぞれ成人し、ようやく子育て一段落。改めて、駆け抜けた日々を振り返り子育てのお悩みに答えます。

【読者からのお悩み】
16歳娘にコンドームを渡すのは早すぎる?

16歳の娘をもつ母です。どうやら最近娘に彼氏ができたようで、ここ最近の土日はもっぱら外でデートをしているようです。さらに、セクシーな下着を買ったり、親に内緒でお泊まり旅行を計画していたり(たまたまそのときは私たちにバレて未遂に終わりました)。親として、何かあった時のために……と避妊具を渡したほうがいいのかな? とも思いますが、それはやりすぎなのでしょうか? 恋をすること自体はとても素敵なことだし、母としてそれを止めるつもりはありません。

ただ、相手の男の子が娘のことを誠実に思っているのか?性の対象としか見ていないのか? まではなかなか把握できないので、娘が傷ついてしまわないか不安に感じてしまいます。
(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)

 

【小川さんからのアドバイス】
性に興味を持つのは自然なこと。
自分の体を守る術を教えてあげて。

画像2: 「16歳娘にコンドームを渡すのは早すぎる?」にお答え![第10回小川菜摘の子育て相談]

子どもって親が思っているよりもいろいろなことを知っていますよね。特に今の子は早い! 16歳なら、私だったら自分の体を自分で守る術をきちんと教えた上で、避妊具を渡すと思います。もしそういうことがないにしても、知識として教えてあげて困ることはないですし。

 私は「友だち親子」は決していいとは思わないんです。親は教えるべきことはピシッと威厳をもって言ったほうがいいんじゃないかな。好きな人ができてお互いに求めたくなるのは自然なこと。でも、自分の体は自分でしっかり守らないと。それは親としてきちんと教えるべきことではないでしょうか。

 ただし、相談者の方もおっしゃるように、私も頭ごなしになんでも「ダメ」と言うのはやめたほうがいいかも。というのも、実はうちの親がそうだったんです。私が15歳からドラマの仕事をしていたので心配だったんでしょうね。門限もあったしすごく厳しくて、女友だちの家に泊まりに行くのも禁止でした。あんまり厳しいと子どもは親に正直に言えなくなるし、どうしても隠し事をするようになってしまうんですよね。私が高校生のときは「制服のスカートは長いほうがかっこいい」という時代だったので、朝、家を出るときはスカートのウエストを丸めて丈を短くして、親の目が届かないところでは下ろしたりしていました(笑)。

 もし子どもがなにか不安を感じたときには、一人で抱え込まずに親に相談できるという関係を作っておくためにも、厳しく言うときは言うけれど、子どもの気持ちを聞くときはちゃんと聞くという双方向のコミュニケーションを大切にしたいですね。恋愛に関しては「お母さんも高校生のときに好きな人がいてね……」といった経験談を話すと、子どもは相談しやすくなりそう! お子さんが男の子の場合はお父さんが話したほうが素直に聞いてくれると思います。

 娘さんのことを誠実に思っている相手かどうか心配であれば、「今度、うちに連れてきて紹介してよ」と言ってみるのはどうでしょうか? 私も、男女問わず息子たちの交友関係が気になるときは、そんな感じで私のほうから歩み寄るように心がけていましたよ。

 

最近の小川さん

旬の牡蠣で、牡蠣ご飯作りました!

 

PROFILE

26歳で結婚、28歳で第1子、31歳で第2子を出産。

小川菜摘 Natsumi Ogawa
東京都出身。1978年『ゆうひが丘の総理大臣』でデビュー後、文学座演劇研究所入団。数々のテレビドラマや映画に出演。

Photo:Reiko Tohyama Text:Yukiko Anraku Composition:Shiho Kodama

 

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