画像: #6 絵本

#6 Sleep Tips C-1
絵本
Children’s Books

絵本は言葉の勉強をしたり知識を増やすだけではなく、子どもに喜怒哀楽の感情や表現法を伝えるなど、とても多くのメリットがあります。私は寝かし付けのルーティーンに毎日必ず絵本を子どもたちに読んでいるのですが、絵本を読み始めると激しく遊んでいた息子たちがすっと落ち着きます。ちょっと興奮しているなと感じた時には、あえて小声で読んでみると一気に落着き集中してくれます。

以前コンサルテーションで「愛波さん、1歳の娘の寝かし付けルーティーンに絵本の読み聞かせをいれたいのですが、最近全然絵本に興味なくて聞いてくれいません」というクライアントさまがいらっしゃいました。絵本も成長とともに変化が必要です。

お腹にいる頃からママが話すとその声を認識して落ち着くといわれているので、私は長男を妊娠した時は、自分が読みたいと思った小説や雑誌をあえて声を出して読んでいました。赤ちゃんは生後1ヵ月から3ヵ月ぐらいまでは黒、白、赤の色しか識別できませんので、絵本もそれに合わせて選んであげるとよいでしょう。

4ヵ月以降に黄色や青がわかるようになってきますので、赤、黄、青などが多く使われている絵本を選ぶとよいでしょう。その後は、触感を楽しむ絵本や、しかけ絵本などがよいでしょう。1歳のお子さんを持つクライアントさまに「どんな絵本を読んでますか?」と尋ねたところ、結構長い物語を、勉強になると思って読んでいらっしゃいました。

しかし、どんな絵本でも勉強になる要素はあります。むしろ興味を持ってくれる絵本を、勉強になるかどうかにかかわらず読んであげるほうが、言語の吸収などにも役立ちます。1歳になってもしかけ絵本が好きな子もいると思います。もう1歳なんだからと思わず、しかけ絵本を使って、ひらがなの文字を手で一つずつ指していってあげれば、文字の勉強にもなります。まず興味を持ってもらうことを心がけてみましょう!

画像1: #6 Sleep Tips C-1 絵本 Children’s Books

引っ越し、新しいきょうだいの誕生、幼稚園の入園、誕生日など、大きなイベントがある時には、事前に絵本で今後の変化を伝えていくことができます。絵本のキャラクターの名前をお子さんの名前に変えて読んであげるのも結構喜びます。

2歳前後で暗いのが怖い、一人で寝るのが怖いと言ってくるお子さんが結構いらっしゃいますが、その時にお勧めしている絵本がこちら『スーちゃんおやすみなさい』。

画像2: #6 Sleep Tips C-1 絵本 Children’s Books

『スーちゃんおやすみなさい』
著:アリーナ・サーナイテ 翻訳:おびか ゆうこ 本体価格¥1000/東洋館出版社

スーちゃんが夜中起きてしまい、飼っている猫の影が壁に写り怖くてママを呼ぶのですが、それをどう克服してまた一人で眠れるようになるかという、メッセージ性のある絵本です。

お子さんの成長や状況にあった絵本を選び、興味を引いてみてください。

画像3: #6 Sleep Tips C-1 絵本 Children’s Books

 

 
お話をうかがったのはこの人 
妊婦と子どもの睡眠コンサルタント
愛波 文さん /あいば・あや
 
長男の夜泣きや子育てに悩んだことから睡眠について学び、アメリカで働きながら米国IMPI(International Maternity and Parenting Institute)公認資格を日本人で初めて取得。 科学的根拠に基づいた子どもの睡眠情報を発信。
現在、ニューヨークで6歳と2歳の男の子のママとして子育てしながら、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティング、妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの育成とオンライン睡眠教育プログラムを実施。今夏、講談社より子どもの睡眠本を出版予定。
 
公式ブログ https://ameblo.jp/babysleepsite/
Facebook @sleepingsmartconsulting
Instagram @aya_aiba
http://sleepingsmartconsulting.com/
 

 

参考文献:Y Harrison, School of Psychology, Liverpool John Moores University, Liverpool, UK. / Alice Callahan PhD in nutritional biology University of California / "The relationship between daytime exposure to light and night-time
sleep in 6-12-week-old infants" by Yvonne Harrison, School of Psychology, Liverpool John Moores University "Updated guidelines on infant sleep highlight danger of parents' tiredness" by Alice Callahan
Illustration:Patrick Tsai

 

ご感想や応援メッセージ

掲載作品に対するご感想や応援メッセージが、こちらの送信フォームよりお送りいただけます。

なお感想以外のご質問、ご意見、ご要望、苦情などは、このフォームからお送りいただいても返信、対応ができかねますので、あらかじめご了承ください。

メッセージ送信にあたり、当社の個人情報保護方針をご確認ください。
講談社プライバシーポリシー

This article is a sponsored article by
''.