画像1: それいけ!うちの本部長
株式会社アダストリア マーケティング本部長×赤ちゃん本部長対談

赤ちゃん本部長がさまざまな企業の本部長を訪問する「それいけ!うちの本部長」。記念すべき第一回目は、GLOBAL WORK(グローバルワーク)、niko and …(ニコアンド)、LOWRYS FARM(ローリーズファーム)など数々の人気ファッションブランドを展開する株式会社アダストリアのマーケティング本部長・久保田夏彦さん。

同じ本部長という立場として、娘を持つ父親として、武田本部長は久保田本部長に興味津々のようです。

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株式会社アダストリア マーケティング本部長×赤ちゃん本部長対談

 

はじめまして、本部長です。

画像: はじめまして、本部長です。

武田本部長:はじめまして。株式会社モアイ営業本部長の武田です。

久保田本部長:はじめまして、久保田です。わ〜本当に赤ちゃんなんですね。

武田:初めてお会いするのにこんな姿で申し訳ない。幸い中身はそのままですので……。アパレル企業に初めてお伺いしましたが、さすが、オフィスもおしゃれできれいですね〜。久保田さんはマーケティング本部長なんですよね。

久保田:はい。アダストリアでは現在26ブランドを展開しているのですが、各ブランドのCM、ウェブサイト、SNSなどのマーケティングを統括するという立場ですね。

武田:26ブランドも! それをすべて見るとなると大変でしょう。

久保田:そうですね。ブランドごとにお客様が異なるので、作法や話し方などそれぞれのコミュニケーションの取り方があります。それを出し入れするのが大変ですね。ただ、僕は現場で仕事をしているわけではないので、現場にいる部下たちがやりやすいように助けるということは気をつけています。

武田:幸い私は部下に恵まれていますが、久保田本部長はどうですか?

久保田:僕はとても甘い本部長なんですよ(笑)。みんなが笑えるように、部内のムードをよくしたいなと思っています。マーケティングはお客様が見るものを作るのが仕事なので、社内で揉めていたり仲が悪かったり、どんなに裏がぐちゃぐちゃだろうが、それはお客様には関係ないじゃないですか。だからこそ、社内のくだらないことで揉めていたり、仕事が滞っているのがきらいなんですよ。できるだけその時間や労力のコストを最小限にして、お客様の目の前に出るものを磨く時間をたくさんとりたいと思っています。

武田:確かに。そのためには社内のコミュニケーションが大事ですよね。久保田本部長は部下と飲みに行くこともありますか?

久保田:ありますね。飲みに行くのは好きですよ。武田本部長もよく部下のみなさんと屋台で飲んでいますよね。あんな感じです。仕事の話もしますし、プライベートの話ももちろんします。話すのが好きなので、何を聞かれてもアドバイスしようとは思いますね。

 

突然、赤ちゃんになったらどうする!?

画像1: 突然、赤ちゃんになったらどうする!?

武田:私は朝起きたらなぜか赤ちゃんになっていたんですが……久保田本部長はもし、ある日突然赤ちゃんになったらどうしますか?

久保田:そうだなぁ。僕はよく娘と一緒にお風呂に入っていたので、お父さんやお母さんにお風呂に入れてもらいたいですね。そうしたら、娘が僕とお風呂に入っていたときにどういう気持ちだったかがわかるかなと思って。あとは娘にあやされてみたいですね(笑)。

武田:いやではないんですか!?

久保田:全然! 赤の他人に世話されるよりも、娘がかわいがってくれるんだったらいいんじゃないですかね(笑)。

武田:確かに。私は娘に面倒見てもらっていますが、恥ずかしながらうれしいもんですよ。ちなみに奥さんと娘さんだったらどっちにあやしてほしいですか?

久保田:娘ですね。中身が大人だから理屈も通じるじゃないですか。だから奥さんだと少し雑に扱われそうな気がして(笑)。

武田:それはありそう……(笑)。会社のみなさんはどういう反応をするんでしょうね。

久保田:僕のチームも武田本部長のところと同じような感じだと思いますよ。おむつも替えてくれると思いますし(笑)。

広報担当:アダストリアに本部長は数名おりますが、赤ちゃんになっても一番違和感がないのは久保田ですね。

久保田:「あ、赤ちゃんになっちゃったんだ」「変わってるとは思ったけど」「赤ちゃん、よくなれたね」って言われるでしょうね(笑)。

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娘を持つ、ふたりの父親の悩み

武田:とてもお忙しいと思いますが、娘さんと一緒に過ごす時間はどうされてますか?

久保田:娘と朝食を一緒に食べて、学校の途中まで一緒に行くのが日課なんです。いま6年生でもうすぐ小学校卒業なので、最後までやり切ろうかなとは思っていますけど。

武田:12年間の子育てを振り返ってみて反省することはありますか?

久保田:娘はすごくいい子であまりないんですよね。12年間で一度も怒ったことがないんです。敢えていえば、もっと冒険させておけばよかったかなと思いますけどね。

武田:冒険ですか?

久保田:いい子に育っていることが、たまたま本人がそうなのか、僕ら夫婦から過度なプレッシャーがかかってそうなのか。もちろんそうではないと信じてはいますが、本当のところはわからないじゃないですか。娘は運動会の応援団長をやったり、クラスの中心にいるタイプなので、優等生だと思うんですよ。それは普通に考えればいいことなんですけど、もっとはじけるようなことに導いてあげてもよかったのかなとは思います。

武田:ハメを外すことは、中学生になってこれからあるかもしれないですね。

久保田:はい、どちらかというとそれに期待しています。世間の常識というものを娘には押し付けたくないんですよ。人に迷惑をかけなければハメを外すくらいのほうがいいかなと思っていますけどね。

武田:それは久保田本部長のお仕事に通ずる部分かもしれないですね。

久保田:そうですね。僕と娘が似ていると思うのは、どちらかというと目立ちたがりなところ。マーケティングの人間はキャンペーンやクリエイティブで人の考えを超越して、見る人たちの気持ちになにかを残すというのが仕事だと思うんです。あまり世間や人と同じことというのは自分も意識していないので、子どもにもあまり意識しないでほしいと思いますね。

武田:なるほど。

久保田:僕もこの間までは金髪で出社していたくらいですしね(笑)。ただ、娘の中学受験の面接があったので髪を黒くしたんですよ。娘からは入学式も黒い髪で来てほしいと言われてます(笑)。それには僕の友達も娘に同情していて、「そんなこと、普通お願いしないでしょ。そんなことをお願いしないとダメなお父さん、かわいそうだよね」とか言われています(笑)。

武田:ははは。いやでも、周りを気にせず好きな姿でいられるのは、とてもかっこいいことですよ。娘さんもいつかきっと分かると思います。私はこの姿になってからやっと、娘と分かり合えましたから……。

画像: 娘を持つ、ふたりの父親の悩み

 

父親が考える、育児に一番大切なこと

画像1: 父親が考える、育児に一番大切なこと

武田:ご自身の経験から、育児に一番大切なことってなんだと思いますか?

久保田:やはり時間じゃないですかね。一緒に過ごす時間が一番大事。いまはLINEなど方法はいろいろあると思うんですけど、時間を費やさずにコミュニケーションを取るのは難しい。結局はそこに一番投資しなきゃいけないと思います。部下にも言うんですけどね。いまはメールも電話もあるし、リモートでも仕事はできる。仕事は言っても仕事なので。自分の人生や子どものほうがよほど大事じゃないですか。その優先順位は間違えないでほしいと思います。

武田:子どもと一緒に過ごす時間は、かけがえのないものですよね。私は娘とはずっと一緒に暮らしてきたわけではないので、それが身に沁みています……。

久保田:子どもができた部下や友達にまず言うのは、本当にあっという間なので、目を離さないように、油断しないように、その時々を見ておくということ。何事でもそうですが、子育ても後戻りができないじゃないですか。時間は一方向に流れて、子どももどんどん大きくなって、年数が経つと小さかったときどうだったかという記憶も定かじゃなくなる。かわいかったことだけは覚えているけど、どうかわいかったかは忘れてしまう。だから年代別のかわいいところを見逃さないようにしてほしいですね。

画像2: 父親が考える、育児に一番大切なこと

 

PROFILE

久保田夏彦 Natsuhiko Kubota
株式会社アダストリア 執行役員 マーケティング本部長

大学卒業後、1993年オージス総研に入社。1996年よりナイキジャパンにて、Nike.jp / NIKEiD立上げに携わり、東京マーケティングGM、ブランドデジタルマネージャーなどを経験。2016年12月にコミュニケーションデザイン本部長としてアダストリアに入社後、2017年3月より現職。

株式会社アダストリア

 

取材・構成/岡崎咲子 写真/柏原力

 

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