画像: 第2回
女の子が大好きなお人形遊びの最先端がすごい!

女の子向けのおもちゃは、おままごとやプリンセスグッズばかり?

一度でもおもちゃ売り場に足を踏み入れたことがある人はわかるはず。男の子コーナーには冒険や実験、DIYできるおもちゃが沢山並んでいるのに、女の子コーナーはキラキラのプリンセスドレスや、人形をお世話するキット、ご飯を作るおままごとセットばかり……。

「男は外で狩りを、女は家で炊事洗濯を」といった昔話から時が止まったままのような光景。一人一人性格も異なるのだから、性差だけで趣味や嗜好を決めつけるのはナンセンス。そして、親が子どもの持つ自由な感性や好奇心を、知らず知らずのうちに奪い取っていたら哀しすぎる。

誰しもが自由に職業を選べて、生き方にも多様性が認められるこれからの時代は、男の子がプリンセスの格好をしてもいいし、女の子が科学者に憧れたっていいはず!

実は世界に目を向けてみると、女の子が自発的に楽しみながら科学を学べる、ポップで可愛いおもちゃがトレンドなんです。

 

かしこまって勉強するのではなく
遊びながら知識が身につくおもちゃ

第1回目で取り上げた書籍『女の子は本当にピンクが好きなのか』。同書では、科学的にも証明されているピンク×女の子の切っても切れない関係性や、幼少期に触れていたおもちゃが将来就く職業に少なからず影響を与えるという実験結果、店頭に並んでいる女の子向けのおもちゃは容姿を飾ったり誰かのお世話をする系の商品ばかりという事実(ゆえに女の子が就く職業の幅もとても狭くなっているのでは?)……など、子を持つ親にとっては興味深い分析が掲載されていることをお話しました。

そしてもうひとつ、同書の中でピックアップされているのが、アメリカから始まった女の子向けのSTEM系おもちゃ(科学・技術・工学・数学の教育分野に特化したおもちゃ)ブーム。おもちゃと言っても、電気工学を学べる仕組みになっていたりと中身は本格的。加えてイケてるデザインや可愛い色使いなど見た目はポップで可愛い。まさに女の子のための “ピンクなおもちゃ” なのです。

理系の職業につくとそれ以外の職種より給与が33%高い!?という事実や、「144ヵ国中114位」という男女格差を示す、ジェンダーギャップ指数の日本の順位(世界経済フォーラム2017年)も気になりますが、それ以上にいままでになかった新しいおもちゃの世界は単純に面白い!

勉強というより、遊びながら知識が身につき、科学に対してどんどん好奇心がわいてくるので文系のお母さんやお父さんも子供と一緒に遊べる点も素晴らしいのです。

2015年頃からはじまった、女の子向けSTEM形おもちゃブームは現在も継続中。このブームをきっかけにして、女の子のおもちゃ=キラキラのお姫様願望を叶えるためのもの、という概念は変わり、アメリカではどんどんおもちゃ売り場が、多様性に富んだラインナップになりつつあります。

今回は2017年以降に発売され
話題を呼んだ進化系おもちゃを紹介します!

お人形の最先端!『アメリカン・ガール』

 

#MeToo時代のバービー

 

Adviser:hidemi Horikoshi Composition:Shiho Kodama

 

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