STAYCATION in 東・東京!

画像: STAYCATION in 東・東京!

今回は、FRaUCATION初のSTAYCATIONで東京の東エリアへ。STAYCATIONとはStayとVacationからなる造語で、“自分の住む街に泊まって休暇を楽しむ” という意味。そういう目線で東京を楽しみましょう。

目黒区・渋谷区・港区が生息地の私にとっては、東京の東側はちょっとした遠征気分。特に清澄白河は、子どもたちが幼い頃、東京都現代美術館(改修工事のため現在休館中)を目的によく通った思い出の場所。ここがリニューアルオープンしたら、清澄白河はきっともっと魅力的になるはず。だからその前にもう一度、この街を探索しておこうと思いました。

 

1泊2日で満喫する「隅田川ルネサンス」

画像: 1泊2日で満喫する「隅田川ルネサンス」

今回の旅は隅田川がカギ。東京都と中央・台東・墨田・江東・荒川の隅田川流域5区が共同で取り組む街の活性化プロジェクト『隅田川ルネサンス』を満喫しようという旅程です。

清澄白河をメインに、上野や月島へ足をのばして、神楽坂や飯田橋にも。娘の学校が終わった金曜日の夕方から翌土曜日までをたっぷり遊び尽くす、FRaUCATION流・1泊2日の「東・東京こありっぷ」を実際のコースに沿ってお届けします。

 

親子一緒に楽しく学べる
巨大ミュージアム!

国立科学博物館(上野)

画像1: 国立科学博物館(上野)

東京の良いところはミュージアムが多い点。なかでもオススメNo.1は『国立科学博物館』。

真っ先に目に入るのは、地球最大の動物、シロナガスクジラの実物大模型。入り口横には1975年まで現役で活躍していたD51形型蒸気機関車も。入館前から母娘揃って胸の高鳴りが止まらない!

画像2: 国立科学博物館(上野)

1877年創立、昨年140周年を迎えた『国立科学博物館』。1931年に建てられたネオルネッサンス様式の「日本館」は重要文化財に指定されています。

吹き抜けの中央ホールにはドーム型の天井が。天気の良い日はこのステンドグラスが一層キレイ。

そして、ここ日本館にはなんと『忠犬ハチ公』のモデルになった秋田犬・ハチの剥製もあるんです。ここでの写真はあえて非公開。宝探しの感覚でぜひ探してみてね。

 

オススメは見どころたっぷりの「地球館」

画像1: オススメは見どころたっぷりの「地球館」

広大な『国立科学博物館』のなかでも、イチ押しは地下3階、地上3階からなる「地球館」。体験型の展示もあり、とにかく見どころがいっぱい!

映画『ナイトミュージアム』や『ジュラシック・パーク』、ドキュメンタリー映画『アース』などを親子で事前に観ておくと、より楽しめます。

たくさんの標本を前に、「これは美味しそう、これはマズそう、あれは絶対に毒持ち!」「あれは買ったら高そう……」などなど、会話が弾みます。

画像2: オススメは見どころたっぷりの「地球館」

子どもの豆知識を聞くのも楽しい。
「カモノハシは肛門、生殖器、尿道が全部同じ穴でね、そして肉食!」(紅の豆知識)

圧巻なのが大型哺乳類のコーナー(ヨシモトコレクション)。ここに展示されている剥製の大半は、ハワイの実業家・ヨシモト氏が狩猟したもので、博物館に寄贈されたそう。血管など細部に至るまで再現されていて、ものすごくリアルなんです。

画像3: オススメは見どころたっぷりの「地球館」

ガラス張りの床に立つと、動物たちのサイズ感がよくわかります。「ヘラジカってこんなに大きいの?!」と紅。

立ち寄らずにはいられないのがミュージアムショップ。恐竜好きには興奮を抑えられないラインナップです。Tレックス(茶色)、トリケラトプス(緑色)、ブラキオサウルス(青色)を抱えて、あれも可愛い、これも欲しいとおおはしゃぎ。

 

館内を巡りながら、さんざん親子で知恵比べを繰り広げ、結果は(もちろん)私の勝利! 昔、『わくわく動物ランド』で培った知識が役に立ちました。子どもはもちろん、大人も知らないこと、驚くこと、学ぶことがたくさん。じっくり見るなら丸1日覚悟が必要です。

国立科学博物館
東京都台東区上野公園 7-20
日本で最も古い博物館の一つで、国立としては唯一の総合科学博物館。452万点超の貴重なコレクションを有する。また年数回開催している企画展・特別展も人気。常設展示の入館料620円、高校生以下は無料。各種割引や特典がつく「リピーターズパス」は年会費1500円。金・土曜は20:00まで開館(入館は19:30まで)。

 

隅田川の水辺に建つ
リノベーションホテルにチェックイン

LYURO 東京清澄 -THE SHARE HOTELS-

画像1: LYURO 東京清澄 -THE SHARE HOTELS-

上野から移動し、今回の旅のメインでもある清澄白河に到着。

上の写真は今回の宿泊先、『LYURO』のエントランス。なんとなく、コペンハーゲンで出会った素敵なリノベーションレストラン『BOB』を思い出しました。

画像1: ©LYURO

©LYURO

隅田川の水辺に建つ『LYURO』は、築29年の事務所ビルをリノベーションしたシェアホテル。トータルディレクションは、気鋭のクリエイティブカンパニー『Yello』代表の佐藤利樹さんが手がけています。

利樹さんは私が尊敬するクリエイターの一人。彼が手がけたホテルと聞いたら、もうそれだけで泊まりたい!

建物の築年数に合わせて、80'Sポストモダンを取り込んだデザインで、どこもかしこもフォトジェニック。ホテル名の語源である「流路」からもわかるように、川や水の流れをモチーフにしたデザインを随所に発見できます。

画像2: LYURO 東京清澄 -THE SHARE HOTELS-

そしてもう一つの目玉が、川に面した長さ44mの「かわてらす」。水辺空間の魅力向上と地域の活性化を目的とした東京都による社会実験の仕組みによって作られたパブリックスペースで、宿泊者でなくとも利用可能。

LYURO』では、このデッキとつながる2階部分にBBQレストラン『PITMANS』、ブルワリー『清洲橋醸造場』を併設。都会にいながらにして空気が気持ち良いデッキで子どもたちを遊ばせつつ、美味しいごはんとビールに舌鼓……なんて、最高でしょ!

画像3: LYURO 東京清澄 -THE SHARE HOTELS-

遠くに東京スカイツリーも望める夜景は、スーパーレトロでロマンティック。清澄白河は、例えて言うなら東京のブルックリン、清洲橋はマンハッタンブリッジ、といった感じ。そしてこの景色、湯船に浸かりながら眺めることもできるんです。THE 開放感!

画像2: ©LYURO

©LYURO

今回のお部屋。大人4人、つまり家族4人での宿泊がOK。

テレビのないシンプルな部屋にはBluetoothのワイヤレススピーカーが1台。ご機嫌な音楽をかけながら、ベッドの上におやつを広げて、気のすむまでおしゃべり&読書三昧。一つの部屋で家族が一緒に過ごす、そういう時間って、ときどき大切。

画像4: LYURO 東京清澄 -THE SHARE HOTELS-

パジャマのほかアメニティも充実しているので、素泊まりも可能。「景色も最高!」

LYURO 東京清澄 -THE SHARE HOTELS-
東京都江東区清澄1-1-7
隅田川と日本橋川の水辺の有効活用と地域活性化を目的に、東京都が進める「かわてらす」事業の4例目として2017年4月にオープン。客室は1階と3階がドミトリーとエコノミールーム、4階以上はビューバス付きの個室。個室は全23室。

 

老舗大衆居酒屋にて渋めのディナーを

山利喜 本館

画像1: 山利喜 本館

夕食は大正14年創業、雰囲気もバツグンな老舗大衆酒場、『山利喜 本館』へ!

やきとん” と、東京三大煮込みとしても有名な “煮込み” が看板です。といっても名目上、ここは酒場。混み合う前を狙って、なるべく早目に足を運ぶのがオススメ。

山利喜』では絶対に外せないのがこの “煮込み玉子入り”。とろけるモツと、固めの煮玉子とのバランスがも絶妙! もう今夜はずっとこれでいいかも、と思えるほど(笑)。

野菜や豆腐は入れず、使うのは新鮮な牛のシロ(小腸)とギアラ(第4胃)のみ。赤ワインやブーケガルニを加えたほんのり洋風の味わいは、店を継ぐまではフレンチのシェフをしていたという3代目の発案なのだそう。

そして煮込みと並ぶ、もうひとつの看板メニューが、豚の内臓を串に刺して焼いた “やきとん”。肉が貴重だった戦後に庶民の間で広まり、特に『山利喜』のある森下周辺は肉体労働者が多かったため、仕事の後の一杯のお供として愛されたのだとか。

濃厚な軟骨タタキ(いわゆるつくね)に、れば(肝臓)、たん(舌)……。どれもビールが進みます!

画像2: 山利喜 本館

冷奴は上に乗った鰹節まで美味、今削ったでしょうというくらいに香り豊か! お通しの切り干し大根は上品な味付けで、お口直しにもぴったり。

画像3: 山利喜 本館

長い歴史の間にフレンチの風も取り込み、独自の進化を遂げたこちらでは、大衆酒場という枠にとらわれないお洒落なメニューも豊富です。テリーヌに春菊入りグリーンサラダ、ピクルスなど、ほかにはない、だからこそ食べてみたいものばかり。

ちなみにメニューに “ひろ” とあるのは、江戸っ子の先代大将がシロ(小腸)の “し” をうまく発音できず、“ひろ” と言っていたことの名残。その呼び名が今まで受け継がれているのだそう。

たらこやささみ、チーズなどの、自家製の燻製盛り合わせは、勝手に名付けて “TEAM SMOKE”。ポテトチーズ焼きは、今、この味を欲していた!という美味しさで、お代わり。

画像4: 山利喜 本館

そして、くさやにも初挑戦!

運ばれてきた瞬間、フォトグラファーのファビアンが「馬の匂いがする……?」とひと言。たしかに馬、というか馬小屋のにおい。つまり、くさやは馬小屋でした(笑)。でも納豆やドリアンと一緒で、臭いけど美味! 私は大好き。一人でまるっと一匹いただきました。

実はこちらの山利喜、10歳以下のお子さんはお断り……とのこと(ごめんなさい!)。紅はギリギリセーフでした。普段の食卓にはのらない大人のひと皿を体験したり、古きよき日本の空気を楽しめるお店は、少し大きくなった子どもの社会経験としては最高でした。

山利喜 本館
東京都江東区森下2-18-8
大きな赤提灯が目印の、東京の大衆酒場を代表する超人気店。フレンチ出身の3代目による洋風メニューに合わせ、ワインの品揃えも豊富。本館からすぐの場所に新館もあり。本館の座敷席、新館の座敷・テーブル席は要予約。

 

古今の文化が溶け合う街、
清澄白河をぶらぶら歩き

画像1: 古今の文化が溶け合う街、 清澄白河をぶらぶら歩き

最近では『ブルーボトルコーヒー』の日本初出店でも注目された清澄白河。かつては工業と物流の街でしたが、1995年に『東京都現代美術館』ができたことからアートの気運が高まり、気鋭のギャラリーが次々オープン。

画像2: 古今の文化が溶け合う街、 清澄白河をぶらぶら歩き

都心では少なくなったクールなヴィンテージ物件や下町情緒、緑の多さや賃料の安さに惹かれ、若いクリエイターや個人店が移ってきたことで、ここ数年はカフェとアートの街として急成長。そしてこの歴史は、不思議とNYのブルックリンにも重なります。

そんな清澄白河の中心的存在である『東京都現代美術館』は現在、大規模改修工事中。リオープンが今から待ちきれない!

 

AM8:00から賑わう
フレンドリーなカフェで朝ごはん

iki ESPRESSO TOKYO

画像1: iki ESPRESSO TOKYO

LYURO』をチェックアウトして、歩くこと8分。朝ごはんを食べに、2018年1月21日に2周年を迎えたばかりのカフェ『iki ESPRESSO TOKYO』へ。

いつでも全てのメニューがいただけるこちら。朝の8:00だというのにメニューが豊富すぎるくらい豊富で、なんとパスタまで食べられるんです。

以前は茅ヶ崎にあった「iki」の屋号を現在のオーナーが引き継ぎ、2年前にオープン。元工場をリノベーションしたという内装もスタイリッシュ。

コーヒーとサンドイッチを手に店を出て行く出勤途中の人もいれば、ブレックファーストミーティングを兼ねて店内で寛ぐ人たちもいたり。近所の人たちのコミュニティの場として朝から賑わっていました。

とりあえずのマシュマロホットチョコレート。

一番人気のエッグベネディクトにラザニア、そして定番のフレンチトースト、パンケーキ。どれもこれも本当に美味しい!

画像2: iki ESPRESSO TOKYO

食後はまったり。今日の予定を立てつつ、それぞれが自由な時間を満喫。ボリューム抜群の朝ごはん、ごちそうさまでした!

iki ESPRESSO TOKYO
東京都江東区常盤2-2-12
朝夜を問わずいつでも豊富なフードメニューを提供するオセアニアンスタイルのカフェ。現地で主流のエスプレッソベースのコーヒー、さらにニュージーランドとオーストラリアから選び抜いたワインなどアルコールも楽しめる。

 

清澄白河のショッピングエリアへ移動

旧東京市営店舗向住宅

清澄白河を代表するヴィンテージ建物がこちら。1928年に建設された全長約250mの鉄筋コンクリート造りの長屋で、築90年となる今も現役。1階の車庫部分はリノベされ、おしゃれなカフェやショップが多数入居しています。

画像: 旧東京市営店舗向住宅

そして、ここから清澄通りを挟んだ反対側へ移動。ショッピングのスタートです。

 

ご主人の笑顔に会いたくて

江戸みやげ屋たかはし

画像1: 江戸みやげ屋たかはし

ちょんまげのカツラとはっぴ姿で「30年間、年中無休でかぶってます!」と、明るく出迎えてくれたご主人。その癒やされる笑顔にたくさんのファンがいるお店です。

お店を始めたのは、ある日、突然の雨に困っていた人に傘を貸してあげた時、その人からもらったアドバイスがきっかけとか。それまでやっていた商売で失敗し、まさしくゼロからのスタートだったそう。

お土産屋さんというよりは駄菓子屋さんのような雰囲気で、駄菓子や手ぬぐいなどのほか、懐かしいおもちゃもいっぱい! 

竹でできたけん玉に、割り箸をこすると羽が回る、ちょっと不思議な「ガリガリとんぼ」。南京玉すだれにベーゴマ、お手玉と、どれもご主人と奥様が手取り足取り教えてくれます。

画像2: 江戸みやげ屋たかはし

紅は駄菓子でバスケットを満杯にしてご満悦。

「まずい」の文字を逆さにした暖簾のシュールさとは裏腹に、オリジナルの佃煮や深川めしの素は絶品です。ぜひお土産に。

画像3: 江戸みやげ屋たかはし

最後に、ご主人お得意の南京玉すだれで記念撮影。「来た人を喜ばせたい!」という気持ちにあふれたおもてなし。大人も子どもも、まさに時間を忘れて楽しめる、心あたたまるお店です。

江戸みやげ屋たかはし
東京都江東区三好1-8-6
創業30年、すぐ近くの深川江戸資料館にちなんで駄菓子や玩具など、「江戸」をテーマにした昔懐かしいアイテムを揃える。個性的な店構えとご主人のあたたかい人柄で、メディアに紹介されることもしばしば。海外にもファンが多い。

 

そのお向かいには
手造りのうつわ屋さん

青葉堂

画像1: 青葉堂

江戸みやげ屋たかはし』のすぐお向かいにある、うつわと小物のお店。もともと都内の和食器店で働いていたご店主が独立し、2010年にオープン。

ご主人も下町出身で、お店を構えた頃はまさか清澄白河にカフェブームが来るなんて思ってもいなかったのだとか。「ここ最近、特に(ブルーボトルコーヒーが開店した)2015年からは、観光で来られるお客さまが増えました」とは、ご主人の談。

全国津々浦々から、店主が独自の視点で買い付けて来るうつわが、所狭しと並びます。すてきな旅のお土産がきっと見つかるはず! 私も今回の旅のみなさんへのお土産をこちらで購入しました。

画像2: 青葉堂

またまたここで豆知識を披露。
「『美人』は『大きい羊』と書くの。つまりね、昔はふくよかな人の方が美しいとされていたってこと!」(紅の豆知識)

青葉堂
東京都江東区白河1-1-1-1F
和食器を中心に、今の暮らしになじむ手造りのうつわを揃える。店主が自身で買い付けてくるうつわは有田、京都、瀬戸、美濃など産地はさまざま、また個人作家のものも。手頃な価格帯のものが多いのも魅力。

 

古き良き薬局のような
小さな紅茶専門店

TEAPOND

画像1: TEAPOND

清澄白河はコーヒーだけではありません。こちらは、紅茶一筋のご店主が営む小さな紅茶専門店。この場所にお店を構えたのが2014年、たちまち人気店に。特に女性のお客さまが多いそう。

ヨーロッパの古い薬局のような店内には茶葉の入った瓶がずらり。どこの産地で、何年に摘まれたものか、など細かく分類されていて、なんだかワインのよう。そして、そのほとんどの試香が可能。お気に入りの香り探し、かなり楽しい。

お土産やプレゼントにぴったりな小さいサイズのものも豊富。容器も可愛いので、つい色々買ってしまいそう。パッケージのイラストはオリジナルで、その種類は年々増えているのだとか。なかには干支にちなんだものも。

画像2: TEAPOND

そして、発見したのがこのポスター! 

「パリの老舗剥製店、『デロール』のものに違いない!」と思ったら、やっぱりそう! ご店主がこのお店の開店準備のためにヨーロッパを旅した際に、パリの『デロール』で購入したのだそう。FRaUCATIONはこうして、いろんなことがいろんなところで繋がるんです。

ティーポンド
東京都江東区白河1-1-11
2010年に世田谷で創業し、2014年に清澄白河にて実店舗営業開始。茶葉は世界中の信頼できる茶農園から直接仕入れており、その時々でラインナップは変わるので行くたびに発見がある。ティーポットやストレーナーなど、可愛い茶器の取り扱いも。

 

清澄白河は “気” のイイ街

画像1: 清澄白河は “気” のイイ街

少し歩いたところに見えてきたのは、出世不動尊・長専院。お寺を見かけるとついお参りしたくなるのは、日本人の性(さが)、でしょうか。

画像2: 清澄白河は “気” のイイ街

地図を見てみれば、なんと寺院の多いこと!

1km四方におよそ40もの寺院がひしめく深川〜清澄白河の一帯は、かつては「深川寺町」と呼ばれ、市外からも多くの人が参詣に訪れていたのだそう。この街の “気” のよさは、そのせいなんでしょうね。

画像3: 清澄白河は “気” のイイ街

余談ですが、これは公衆トイレ! こんなところにも楽しみがあります。

 

元祖カレーパンをいただきます!

カトレア

画像1: カトレア

カトレア』の前身は「名花堂」という名前のパン屋で、明治10年に創業。看板のカレーパンは2代目が「洋食パン」として実用新案登録しており、こちらが正真正銘の元祖です。店内の棚も、当然カレーパンが一番幅を利かせていました。

画像2: カトレア

今回の訪問では店主の粋な計らいで、なんと紅、カレーパンを揚げる工程を見せてもらえることに! 突然の社会科見学にワクワク。

画像3: カトレア

高級サラダ油と綿実油でじっくり揚げていきます。揚げたてが次から次へと店頭に並び、瞬く間に売れていく様子は壮観です。

画像4: カトレア

カラッと揚がったカレーパンは、余裕で2〜3個いけそうな軽さ。紅も太鼓判。たっぷり朝ごはんを食べた後にもかかわらず一気に平らげていました。

画像5: カトレア

明るく陽気なご店主が「またおいで!」と見送ってくださいました。はい、また来ます!

カトレア
東京都江東区森下1-6-10
創業140年の老舗パン店。名物の元祖カレーパンは、野菜の甘みを感じるマイルドで懐かしい味わい。ほかに辛口もあり。アツアツの出来たてが並ぶのは7時、11時、15時の1日3回。

 

そこに書店があればただ行くのみ!

しまぶっく

画像1: しまぶっく

書店を見つけたら、立ち寄らずにはいられなくて。

特に古本屋は、私にとっては宝探しをする感覚でわくわくできる場所。まったく知らない人の手を、何かしらの理由で離れた本。それを手に取るのは、本にもう一度命を吹き込む感覚です。

画像2: しまぶっく

今回、入店して1分で見つけて即買いしたのは、映画『エマニュエル夫人』で一気にスターダムにのし上がったシルビア・クリステルが表紙の『世界映画名作全史集・現代編』(著/猪俣勝人)。しかも100円。これはラッキー。

画像3: しまぶっく

紅も自分に合う本を探すのが上手になってきました。それは、母としてはとても嬉しいこと。フォトグラファーのファビアンには、森の中に130もの動物たちが隠れている、不思議で楽しい『もりのえほん』(絵/安野藤光雅)をオススメ。大変気に入ってくれたようで、こちらも購入即決!

しまぶっく
東京都江東区三好2-13-2
新刊書店の書店員を20年勤めた店主が2010年にオープン。清澄白河の古書店のなかでは草分け的存在。アートから文芸、さらに絵本のような児童書まで、店主の知識と経験から選び抜かれたさまざまなジャンルの本が並ぶ。

 

後編へ続く……

 

Coverage:Yoshiko Kris-Webb Photos:Fabian Parkes Text:Megumi Yamazaki Illustration:Ikumi Shigemori Composition:Urara Takahashi

 

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