画像: #4 「子どもの早朝起き」は、遮光カーテンで解決!

#4 Sleep Tips B-1
遮光カーテン
Blackout Curtains

昼寝と就寝時は
光が入ってこないように
遮光カーテンを使用しましょう。

昼夜の区別がついていない新生児は、日中は生活音がある明るい部屋で寝かせましょう。そうすることで体内時計が徐々に調整され、日中と夜の区別がついてくるようになります。昼夜の区別がつくようになったら、睡眠環境が整っている、暗い部屋で寝かせたほうが質の良い睡眠がとれます。

睡眠ホルモンのメラトニンは生後3カ月頃から体内で生合成されるようになります。メラトニンの分泌は光によって抑制されるため、部屋に光が入っていると脳に「起きていてもよい」というシグナルを送ってしまい、寝ぐずりがおきたり、短時間で起きてしまったりと質の良い睡眠がとれなくなることがあります。

昼夜の区別がついてからは昼寝も夜と同様、真っ暗な部屋でさせましょう。毎回睡眠環境が整っている部屋で昼寝をさせるのは難しいと思いますので、まず朝寝で試していただき、もし朝寝が難しい場合は昼寝で試してみましょう。

夕寝は親(保育者)も子どもも疲れていて、寝かせるだけでも大変な時があると思いますので、睡眠環境が整っている部屋で頑張って寝かし付けをする必要はなく、一番楽な方法、例えば、抱っこ、おんぶや授乳で寝かし付けてみてあげて下さい。

メラトニンは朝、日光を浴びてから14~16時間後に分泌されるという仕組みになっています。日光でない光からもメラトニン分泌は影響を受けるので、夜中のオムツ替えや授乳/ミルクの時に照明電気をつけてしまうとその光でメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。

照明電気はつけず、なるべく暗い部屋でオムツ替えと授乳/ミルクは行いましょう。暗くて見えない場合は足元に設置できる、暖色系の豆電球を使用してみるといいかもしれません。

また、「朝4時半、5時に起きてしまう」という、早朝起きの悩みは多くの親が抱えています。特に日が昇るのが早くなってくる春から夏にかけてこの悩みを抱える親が増えるのです。

画像1: 昼寝と就寝時は 光が入ってこないように 遮光カーテンを使用しましょう。

まずは「朝6時前はまだ夜、6時を過ぎたら朝で起きてもよい」ということを赤ちゃんに教えていきましょう。朝6時でも早いと思う方もいらっしゃるかと思いますが、子どもは基本、早寝早起きの生活リズムが理想的なので、朝6時に機嫌よく元気な場合は朝6時の起床がその子にあっている起床時間になります。

7時まで寝ていてほしい場合は6時に起こす時間を15分ずつうしろにずらしていく方法もあります。機嫌がいい場合は起きてもそのまま寝床にいさせて、6時半や7時に元気よく「おはよう!」と声をかけ、カーテンを開け、リビングに連れていく。それをすることで、お母さん/お父さんが「おはよう!」と言い、カーテンを開けるまでは寝ていないといけない、ということを徐々に理解してきます。

4時半や5時に起きてしまった時に、親が子どもを寝室から出してリビングに連れていくことは避けるべきです。これをしてしまうと、朝起きたらお母さん/お父さんがリビングで遊んでくれると思ってしまい、どんどん早く起きるようになってしまう可能性が高くなります。

親の仕事の都合上やどうしても6時前に起こさないといけない場合は、十分な睡眠がとれるよう、就寝時刻を早めて調整してみましょう。

私は長男の時に早朝起きで悩み、遮光カーテンの隙間を全てマジックテープでとめ、カーテンの上から漏れている光も布で防いだ結果、その日から朝6時半まで寝るようになりました。

遮光カーテンを使用するだけで悩みが解決することがありますので、質の良い睡眠をとるため、そして早朝起きを防ぐためにも、ぜひ遮光カーテンを試してみてください。

画像2: 昼寝と就寝時は 光が入ってこないように 遮光カーテンを使用しましょう。

 

お話をうかがったのはこの人 
妊婦と子どもの睡眠コンサルタント
愛波 文さん /あいば・あや
 
長男の夜泣きや子育てに悩んだことから睡眠について学び、アメリカで働きながら米国IMPI(International Maternity and Parenting Institute)公認資格を日本人で初めて取得。 科学的根拠に基づいた子どもの睡眠情報を発信。
現在、ニューヨークで6歳と2歳の男の子のママとして子育てしながら、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティング、妊婦と子どもの睡眠コンサルタントの育成とオンライン睡眠教育プログラムを実施。今夏、講談社より子どもの睡眠本を出版予定。
 
公式ブログ https://ameblo.jp/babysleepsite/
Facebook @sleepingsmartconsulting
Instagram @aya_aiba
http://sleepingsmartconsulting.com/
 

 

参考文献:Y Harrison, School of Psychology, Liverpool John Moores University, Liverpool, UK. / Alice Callahan PhD in nutritional biology University of California / "The relationship between daytime exposure to light and night-time
sleep in 6-12-week-old infants" by Yvonne Harrison, School of Psychology, Liverpool John Moores University "Updated guidelines on infant sleep highlight danger of parents' tiredness" by Alice Callahan
Illustration:Patrick Tsai

 

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