画像: リノベの話「施工会社」編

最近素敵に暮していると人と話すと、「うち “リノベ” だよ」って耳にします。自分らしさといま必要なコトに特化でき、人生の変化に応じて間取りも変えやすい。何よりセンスと努力で憧れの家に住まう近道が、リノベだとベビモフは考えます。今こそ、リノベ!

 

リノベに携わる3つの会社に
最新事情を聞きました!

リノベーションの新潮流!
つくるのは“モノ”から“コト”の時代へ

2016年、首都圏の中古マンションの販売数がついに新築を上回った。それに先駆けること4年、LIXILのショールームでは’12年からリフォームコンシェルジュのサービスを開始している。

これは自分らしさという時代のニーズを見越し、個人のリノベーションにいち早く対応したいという思いから。そんな『LIXILショールーム東京』リフォームコンシェルジュの鈴木由起枝さんに話を聞いた。

またLIXILでは商品カタログ以外に多数の施工例を紹介したコンセプトブックを用意。LIXILがつくるのは “モノ” から、リノベーションという “コト” へとシトしている。それができるのも、家に必要なものを全て網羅した最大手メーカーだからこそだ。

「今は個人で何でも調べられる時代。求められているのはどんなモノがあるかではなく、したいことを叶える暮らしの提案だと強く感じますね」
 

LIXIL
ショールームは全国92カ所、うちコンシェルジュは東京、横浜など6カ所に在籍。リフォームの具体的な手順からリフォーム店の紹介まできめ細かくアドバイス。またHPからメール相談も可能。

 

心地よさと可変性、資産価値まで
リノベで得ることができる

感じ良い暮らしを提供したい。その思いからスタートした無印良品の家づくり。2年前に始まったマンションのリノベーション事業でもその信念は変わらないと、MUJI HOUSEの川内浩司さんは言う。誰にとっても感じ良い暮らし、それはどういうものだろう。

「住まいのベースがしっかりしていることです。まず躯体以外のものを取り払ったスケルトンの状態にして、雨漏りや断熱の対策を徹底的に行います。すると、快適な温熱環境を得られる家になるので誰にとっても心地よい。そこに、必要最低限の機能として水まわりの設備を加えてベースが完成。固定の間仕切り壁もない。

そのシンプルで骨太なリノベを名付けて「INFIL0」(インフィル・ゼロ)としました。そこに家具を置いたり、収納で空間を仕切ったりするのが「INFIL+」(インフィル・プラス)。住まい方を自由にカスタマイズしてもらう、そのベースづくりに徹するのが私たちの家づくりなんです」

断熱や通気などの対策が万全だから、春秋は爽やかな風が抜け、夏は暑さをやわらげ、冬はひだまりを味わえる。固定の壁がないから、子どもができても独立しても、家族構成に合わせていつでも間取りを変えられる。

身体的な快適性と将来の暮らしに寄り添う可変性を備えた家は、’20年に住宅の省エネ基準が義務化されると、資産価値を高く評価されることになるだろう。中古物件のリノベーションで、先々の安心と資産価値を得られる時代が訪れている。
 

無印良品の家
顧客とのコミュニケーションから、「暮らし」を提案する企業として「家」づくりに着手する。’04年より、『木の家』『窓の家』『縦の家』を商品として発表。リノベーションは『MUJI INFIL 0』をベースに家具などを「+」(プラス)していく。

 

暮らしを楽しむアイテムとして
自分らしいキッチンを選ぶ

リビングを見渡せる対面キッチンは、コミュニケーションを取りやすい人気のプラン。分譲マンションでも主流になっているが、ほとんどの場合、ブランドやデザインの選択肢が限られている。

その点、中古物件を買ってリノベーションするなら、間取りもデザインも自由度が高い。暮らしを楽しみたいから、キッチンもファッションのように選びたい。そんな意識の高い女性にリノベニーズについて、トーヨーキッチンスタイルの前村隆さんに話を聞いた。

「オープンなLDKで、キッチン中心のライフスタイルをイメージしている人は多いですね。

面積が限られていてリビング、ダイニング、キッチンをそれぞれ広く取るのが難しい場合、テーブルと一体型のアイランドキッチンなら、ダイニングを別に設ける必要がなく、空間を有効活用できます」

忙しい平日の朝は料理を用意したその場でサッと食事ができる。ゲストを招いたときはキッチンを囲んで輪が生まれ、会話が弾む。隣接するリビングでくつろいだり、ソファにいる人と話しながらキッチンでおつまみを用意したり。そんなライフスタイルへのリノベが、キッチンで実現する。

「リビングと隣接した空間に置くものだから、住宅設備の機能性だけでなく、インテリアとしてのデザイン性も大事です。住まいに自分らしさを添えるアイテム、積極的に暮らしを楽しむアイテム、そんな観点で選んでほしいですね」
 

TOYO KITCHEN STYLE
“住むをエンターテインメントに”をコンセプトに、キッチンを中心として住宅をトータルに提案。LDK空間を再現した展示は住まい方やインテリアのイメージを膨らますことができる。秋には新作のキッチン、家具を発表。

 

リノベを成功させるのに一番大切な
センスのいい設計・施工会社etc.

「いい家を作りたいと思ったとき、探すべきは設計も施工もできるセンスのいいところ。いわゆる大手と、街の工務店の間にあるような。最近は、若手がやっているそういった会社も増えてきている感じがあります。ただ、なかなか情報が少なく、また非常に人気で、数ヵ月待ちというケースも少なくない」

そこで今回、口コミをもとにベビモフが独自に取材した6社(パーツ販売店を含む)をご紹介。

 

phyle

画像: Photo:Satoshi Nagare

Photo:Satoshi Nagare

専門学校の同級生だったデザイナーの神田慶太さん・前原康平さんの2人が、それぞれに設計事務所勤務を経て2012年に設立。

壁や床やドアの色選びのセンスなど、シンプルな空間を作るセンスが抜群。施主の今住んでいる家を訪ねてリノベ後の生活をイメージしつつ提案してくれる丁寧なプランニングと、メンズ2人の気さくなキャラクターが魅力。打ち合わせも設計も施工も2人で。現場の立ち会いも行っている。

phyle
東京都台東区浅草橋4-5-4 斉丸浅草橋ビル3F
03-5829-6313
メール info@phyle-inc.com
定休日 不定
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TRUNK ARCHITECT OFFICE

画像: TRUNK ARCHITECT OFFICE

武生優輝さんによる建築事務所。武生さんはオーストラリアと東京の建築事務所で勤務した後、TRANSIT GENERAL OFFICEにて空間プロデュース業に従事。

「例えばコーヒーが好きなら、そこから想像してコーヒーを飲むコーナーを作ってみたり、家の中に非日常な自分の好きな空間を作っていくと、生活が楽しくなる」と、前職が生きた、新しい空間プロデュースとライフスタイルを提案してくれる。家具の制作、植物を含むインテリアコーディネートも行う。

TRUNK ARCHITECT OFFICE
東京都荒川区西日暮里5-37-1-301
メール trunk.takeo@gmail.com
営業時間 9:00~18:00
定休日
Instagram @trunk_live
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Butter inc.

画像: Butter inc.

代表の田中一央さんは前職では内装施工・インテリアデザインに従事。その経験があるからこそ、いわば「リノベ事例で雑誌などに出てくるような家」で使う、フローリングやその他の資材、手法に関して幅広い知識を持っている。「それに見合う資材を知らなかったらそういう物件にはならないのです」。

施工案件のデザインはサービスとして含まれているのも特徴。リノベの知識を得るのに田中さんのブログは必読。

Butter inc.
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-4 カサピコ305
03-6434-5459
営業時間 10:00~18:00
定休日
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howzlife

画像: howzlife

物件探しからリノベーションまでの「中古を買ってリノベーション」をワンストップで行う。フルリノベーションの事例が多いが、予算がシビアな場合もしっかりと相談に乗ってくれる。

自社で家具工場を持っていることもあり、建具や家具の制作など、予算によってフレキシブルに対応可。Webサイトを見ると、予算の中でできることの幅広さに驚かされる。リノベーションでいろいろトライしたい人に特におすすめ。

howzlife
東京都渋谷区恵比寿西1-5-1
03-5784-1351
営業時間 10:00~19:00 
定休日 水・祝
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大重 暁
CHIP INTERIOR WORKS/菊田工務店

画像: 大重 暁 CHIP INTERIOR WORKS/菊田工務店

設計はCHIP INTERIOR WORKSというデザインユニットで、施工は菊田工務店として行う。GINZA SIXのN.HOLLYWOODの店舗設計も彼によるもので、シンプルでミニマルな空間作りを得意とする。

デザインから施工、取り付け家具の制作まで一括したパッケージで行ってくれるので、時間や金額を抑えやすいところもメリット。

大重 暁
埼玉県戸田市川岸2-7-19(菊田工務店)
048-446-1122(菊田工務店) 
定休日 おもに日
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toolbox

画像: toolbox

R不動産のグループ会社で、リノベやDIYに必要なパーツを約1300点提供するウェブショップ。こんなものまで! といった行き届いた商品も多く、リノベの情報満載のサイトは見ているだけでも楽しい。

実際スタッフが自分の家をリノベして自社の商品を試したりもしており、選び抜かれたおすすめが紹介されている。原宿にショールームがあり、商品を実際に見て確認することができる。

toolbox
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-61-8(ショールーム)
営業時間 12:00~17:00
定休日 日・祝 ※リニューアル作業のため9月18日まで休み。
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Text:Yukari Higuchi(無印良品の家、TOYO KITCHEN STYLE), Megumi Yamazaki(LIXIL)

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