画像: #3 結局、子どもはどのくらい寝かせればいいの?(後編)

#3 Sleep Tips A-1
睡眠量と活動量 -後編-
Average total sleep / Age appropriate wakeful periods

 

赤ちゃんの夜の睡眠の
良し悪しを決めるのは、
日中の活動時間と昼寝の長さ
(後編)

前回は一日に必要な睡眠量についてお伝えしました。では、次に『Age appropriate wakeful periods(年齢別の活動時間)』を見ていきたいと思います。活動時間とは起きていられる時間のことです。よく、

「起きてから、また寝かせるまでの間隔がわかりません。睡けの合図(目をこする、あくびする)を待っていると見逃すことがあり、寝ぐずりが激しく大変です。どうすればよいですか?」

というご質問を受けます。いつ寝かし付けをすればいいかわからない場合、こちらの表が便利になってきます。

画像: こちらは新生児から18ヶ月の活動時間の表です。

こちらは新生児から18ヶ月の活動時間の表です。

この表を見て、起きていられる時間って短い!と思った方がほとんどだと思います。活動時間に関しては様々な説があります。米国の小児科の先生には最初の4ヶ月から6ヶ月は、60分から90分の活動時間を目安に赤ちゃんを寝かし付けするのでよい、という方もいますが、疲れすぎてしまうと寝ぐずりが起こりますので、今回はより細かくお伝えしていきたいと思います。

もちろん、全てのお子さんがこの時間帯に当てはまるわけではありませんので、これを参考にしながら、いろいろと試してみてください。

では、詳細を見ていきましょう!(早産の場合は修正月齢を使用してください)

画像: 「起きてから、また寝かせるまでの間隔がわかりません。睡けの合図(目をこする、あくびする)を待っていると見逃すことがあり、寝ぐずりが激しく大変です。どうすればよいですか?」

 

0から1ヶ月:活動時間=直近の睡眠の持続時間。最長40分。

直近の睡眠の持続時間とは、例えば30分寝たら、活動時間は30分。20分寝たら活動時間は20分。活動時間は最長で40分なので、1時間寝ても起きてから40分以内に再度寝かすことが勧められています。

新生児は授乳/ミルクやおむつを替えたらまたすぐ眠ります。眠らない場合は、眠れるようにしてあげる必要があります。眠そうな合図を見せたら、40分よりも早く寝かせてあげましょう。

 

1-2ヶ月:活動時間=直近の睡眠の持続時間。最長60分。

この時期の日中の睡眠はまだばらつきがあり、昼寝が長かったり、20分と短かったりします。この時期も直近の睡眠の持続時間を目安に寝かし付けをすることが勧められています。

しかし、20分しか寝なかった赤ちゃんに対して20分活動させ、またすぐ寝かし付けをするのは親も大変でストレスになることがあります。一日中寝かし付けをしていることになりがちなので、昼寝が短かったら活動時間の最長60分まで起きたままにはせず、早めに寝かし付けをしてあげましょう。

たそがれ泣き(コリック)がある赤ちゃんや敏感な赤ちゃんは40分ぐらいを目安に寝かしてあげる、というふうに柔軟に考えましょう。特に午前中は活動時間を短くする必要があります。

 

2-3ヶ月:活動時間=直近の睡眠の持続時間。最長80分。

この時期の赤ちゃんが45分以下の睡眠で起きてしまった場合には、親(育児者)はとんとんや抱っこをして再入眠させてあげましょう。最低でも45分を目標にし、だめだったら、どれだけ寝たかを見て活動時間を計算してください。

この時期の赤ちゃんはなかなか45分寝てくれないかもしれません。毎回45分寝かせないといけないと思わず、2回に1回は45分の睡眠がとれるようにしましょう。朝起床してから最初の朝寝をまず45分間取れるようにするとよいでしょう。

生後3ヶ月は徐々に体内で睡眠ホルモンのメラトニンの生産が始まる時期です。夜にメラトニンを適切なタイミングで分泌させるためには朝起きてから太陽の光を浴びることが大切です。朝は忙しい時間帯だと思いますが、窓越しでもよいので日光を浴びましょう。

 

3-4ヶ月:活動時間=直近の睡眠の持続時間。最長90分。

あくびやぐずりを見せなくても50分の活動時間ぐらいから寝かし付けを開始しましょう。50分ではなく60分の子もいますが、遅くても75分には寝床にいるようにしましょう。そして、15分ぐらいで寝入りするのが目標です。

 

4-6ヶ月:活動時間=直近の睡眠の持続時間。1時間15分から最長1時間45分。

6ヶ月頃になると赤ちゃんは日中ある程度予測できる朝寝、昼寝、夕寝の睡眠が確立されてきます。4、5ヶ月ではまだ決まったスケジュールに沿わせるより起床時刻から活動時間を目安に次の睡眠を計算しましょう。

6ヶ月頃になったら、徐々にスケジュールに沿わせ始めるのが理想的です。我が家の2人息子は7ヶ月半ぐらいでやっとスケジュールが確立してきましたので個人差はあります。

 

6-8ヶ月:活動時間=徐々にのび、2時間半ぐらい。

直近の睡眠の持続時間の重要性がなくなってきます。親(育児者)は、日中のスケジュールを把握し、赤ちゃんが疲れすぎないようにしましょう。朝寝はまだ少し早めで、起きて2時間以内にさせてあげる必要があります。

この時期では、活動量が重要になります。多くの赤ちゃんは、しっかりと動けるようになり運動量が増すため、起きている時に活発に活動した場合、親(育児者)は10分程早めに寝かし付けを始めるなど、時間を調整する必要があります。

 

8-10ヶ月:活動時間=2時間半から3時間半。

朝寝と昼寝は起きてから2時間から2時間半の間にすることで就寝前の1回だけ3時間起きたままでいられようになります。

一般的に9ヶ月頃に夕寝がなくなってきて、日中の睡眠が3回から2回に移行してきます。夕寝がなくなったら活動時間が3時間半から最長で4時間になります。4時間を超えてしまうと疲れすぎてしまいますので注意が必要です。

 

9-13ヶ月(2回の昼寝)

3時間半-4時間ぐらいが最適です。

 

14—18ヶ月(1回の昼寝):一般的にこの時期に日中の睡眠が2回から1回に移行してきます。

1回に移行しましたら活動時間が5—6時間になります。朝起きてから昼寝までが5時間(7時に起きたら12時頃から2時ぐらいまで昼寝)、昼寝から起きたらお子さんによりますが、5時間から6時間で就寝というスケジュールが理想です。

 

こちらの活動時間をきっちりと毎回守る必要はありません。赤ちゃんはその日の体調や機嫌でかわってきますし、急成長期(寝返り、ハイハイ、歩き出し etc.)の時はいきなり寝てくれなくなることもあります。

昼寝をなかなかしなかった日は就寝時刻を早めたり、頑張って寝てくれない日は「ゆっくりタイム」を作り、ごろんとして絵本を読んであげたりして気持ちをリラックスさせるなど、臨機応変に赤ちゃんのニーズに応えてあげてください。

画像: 14—18ヶ月 (1回の昼寝) :一般的にこの時期に日中の睡眠が2回から1回に移行してきます。

 

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