“美しさ” と “美味しさ” をキッズにも

画像: “美しさ” と “美味しさ” をキッズにも

いい感じに適当で、そっとしておいてくれる。なのに一人でも孤独を感じることなく、ゆっくり時が流れていく……。そんなパリの魅力に30歳を過ぎてやっと気付いたというクリス-ウェブ 佳子さん。

今回は、子ども連れでも楽しめる観光と、その近隣のおすすめレストランにフォーカス!

「いわゆる “THE 観光” は他のガイドブックにお任せして、少しディープなパリ攻略法と、現地在住の友人やパリに詳しい友人も太鼓判を押す、“ツウ” なレストラン情報をお届けします」(佳子さん)

 

右岸ではパリの王道を堪能

画像: 右岸ではパリの王道を堪能

パリは東から西へゆるやかに流れるセーヌ川を挟み、右岸の「Rive Droite(リーヴ・ドロワ)」と、左岸の「Rive Gauche(リーヴ・ゴーシュ)」の2つに分かれます。右岸はルーヴル美術館やオペラ座、凱旋門、シャンゼリゼ通りやコンコルド広場などの観光スポットが集約し、とてもパリらしい雰囲気。

さあ出かけましょう! 華やかで賑やかな右岸へ!

 

歴史のある回廊に
センスのいいショップがひしめく

Palais Royal(パレ•ロワイヤル)

画像1: Palais Royal(パレ•ロワイヤル)

“王宮” を意味するパレ・ロワイヤルは、かのルイ14世が幼少期を過ごした場所。

庭園をコの字に取り囲む建物は王家がヴェルサイユ宮殿に移った後に作られ、それらが住居や店舗として市民に貸し出されると、たちまちパリの人々の集う場所になったのだとか。

画像2: Palais Royal(パレ•ロワイヤル)

パレ・ロワイヤルの魅力といえば、何といっても回廊の美しさ! 建物と同じコの字形に、庭園をぐるりと囲んでいます。歴史を感じるパリらしい景観は、映画の撮影場所としてもよく使われるそう。

画像3: Palais Royal(パレ•ロワイヤル)

「実はフランス革命の発端も、西側の回廊にあるカフェ・ド・フォワの前で起こっているんです。革命派が民衆へ『諸君、武器を取れ!』と呼びかけたのが、まさにこのパレ・ロワイヤル!」

画像4: Palais Royal(パレ•ロワイヤル)

回廊には、ハイブランドに新進気鋭のショップ、ヒップなレストランから歴史のある画廊まで、さまざまな店がズラリ。老舗ヴィンテージショップDIDIER LUDOT(ディディエ・リュド)には、スタイリストのレイチェル・ゾーらも足を運ぶそう。

ラインナップは、ステラ マッカートニー、ピエール アーディ、アクネ ステュディオス、リック オウエンスにセルジュ ルタンス……など。さすがファッションの都、パリ!

画像5: Palais Royal(パレ•ロワイヤル)

「話題のCafé Kitsunéもあります。トレンドもしっかり取り入れるところがパリ♡」

画像6: Palais Royal(パレ•ロワイヤル)

回廊の内側、中庭に面した部分にはテラス席もあり、人々が思い思いの時間を過ごす。

「買い物をしたり、お茶したり。有名な観光地ながら、ゆったりとした気分になれる場所です」

 

回廊に囲まれた庭園は
パリっ子たちのオアシス

画像1: 回廊に囲まれた庭園は パリっ子たちのオアシス

噴水のある中庭では、パリに住む人々の日常の風景を垣間見ることができる。

「ペタンク(フランス発祥の球技)をするおじさんに、真ん中の噴水辺りではデッキチェアに座って読書に没頭する人、話し込むカップル。中には昼寝をしている人もいて、パリの中心部とは思えない、とても静かで穏やかな雰囲気です」

画像2: 回廊に囲まれた庭園は パリっ子たちのオアシス

落ち葉まで美しい並木道。パリは秋もまた格別!

画像3: 回廊に囲まれた庭園は パリっ子たちのオアシス

家族連れも多いパレ・ロワイヤル。子どもたちがのびのび走り回れる点でも、“こありっぷ” に最適。

 

ストライプ模様の円柱は
絶好のフォトスポット

画像1: ストライプ模様の円柱は 絶好のフォトスポット

パレ・ロワイヤルに入ると、まず目に入るのが、たくさんのストライプの円柱!

「コンテンポラリー・アーティスト、ダニエル・ビュランの作品。252本の円柱からなり、そこに描かれたモノクロのストライプと古い建物との調和が見事。絶好の記念撮影スポットです!」

画像2: ストライプ模様の円柱は 絶好のフォトスポット

そのストライプのうち、1本だけが水の流れる場所に。柵の外からコインを投げ、円柱の上に載せられると良いことがあると言われている。

「私も次女も失敗……。2枚しか載っていなかったので、これは相当難しいチャレンジかと(笑)」

画像3: ストライプ模様の円柱は 絶好のフォトスポット

「ちなみに隣ではホームレスのおじさんが不思議な道具で水に落ちたコインを集めてた……。私たちが投げたコインも、見事におじさんに回収されてしまいました(笑)」

パレ・ロワイヤル
Place du Palais Royal – 75001 Paris
 
18世紀にオルレアン家によって作られた美しい回廊が有名。
さまざまなショップと美しい庭園が隣り合う、市民たちの憩いの場所。

 

足を踏み入れるとそこは
まるで19世紀のパリ!

Galerie Vivienne(ギャルリ・ヴィヴィエンヌ)

画像1: Galerie Vivienne(ギャルリ・ヴィヴィエンヌ)

パレ・ロワイヤルの中庭を突っ切り、ボジョレー通りとプティ・シャン通りを横断して辿り着くのは、“パリでもっとも美しいパッサージュ” ともいわれるギャルリ・ヴィヴィエンヌ。

パッサージュは19世紀以降のパリで盛んに作られたいわゆる商店街で、中は19世紀のパリにタイムスリップしたかのような美しい空間。

「高田賢三さんが1970年に最初のブティックを出店した場所としても有名。天井はガラス屋根で覆われているので、雨の日の散歩コースに最適です!」

見上げれば瀟洒なガラス屋根、足元には色鮮やかなタイルのモザイク模様。他にも、いたるところに壁画や彫刻が施されており、どこを見てもため息が出るような美しさ! 

ギャルリ・ヴィヴィエンヌは車の通行を禁止したことが功を奏し、完成当時(1825年)の面影が今も色濃く残っています。

画像2: Galerie Vivienne(ギャルリ・ヴィヴィエンヌ)

現在は雑貨店にカフェ、レストラン、プレタポルテやアクセサリーブランドのブティックも。散策の途中、古本屋を発見。本屋にはとりあえず立ち寄る主義の佳子さん。

「2013年に来た時は、子どもたちにコインを渡して、“この本屋のポストカードの中から好きなのを買っていいよ” って。子どもたちに自由にお買い物をさせてあげるのも、旅の醍醐味」

画像3: Galerie Vivienne(ギャルリ・ヴィヴィエンヌ)

「パリらしくて可愛いおもちゃ屋さんも。すかさず遊びに行く次女……」

画像4: Galerie Vivienne(ギャルリ・ヴィヴィエンヌ)

ここはギャルリ・ヴィヴィエンヌの外側。パリはどこを切り取っても、本当に絵になる!

ギャルリ・ヴィヴィエンヌ
4 rue des Petits Champs 75002 Paris(プティ・シャン通り側の入り口)
 
19世紀のパリの雰囲気をそのまま残すパリ随一のパッサージュ。
有名ブティックからアーティストのアトリエまでさまざまな店が立ち並ぶ。

 

「お腹すいたね」「何食べる?」
右岸でオススメのレストランたち

画像1: 「お腹すいたね」「何食べる?」 右岸でオススメのレストランたち

たくさんのレストランが立ち並ぶパリで、味と値段に納得なのはもちろん、雰囲気よし、サービスよし、さらに子連れで行けるお店を探すのは至難の業。口コミサイトもあまり信用できないとか。

「40件の口コミすべてが5ツ星という店が、行ってみたら大失敗だったことが。そんなことにならないよう、今回はパリに住む友人たちからおすすめのレストランやカフェをたくさん教えてもらいました。そして、行けば必ず訪れる私が大好きなお店も! できれば予約が確実です」

画像2: 「お腹すいたね」「何食べる?」 右岸でオススメのレストランたち

「ひとつ前の写真で、壁に貼りつけられたピンクのガムに思わずParisと書いたのは私。ですが、それに使った赤ペンは実は次女のもの。あとで激怒されてしまいました(笑)」

 

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